喪主の仕事と心構え

このページでは、喪主の仕事や心構えについて調査しています。

喪主の仕事

喪主と名付けられたからには、果たさなければならない仕事と責任があります。その詳細を以下に紹介していきましょう。

準備

通夜、葬儀を行う斎場を決定し、僧侶に依頼します。日程が決まったら、故人の周囲の人たちに、訃報と共に連絡します。

葬儀の整備

葬儀の当日は、参列者の席位置や供花の配列に気を配ります。席位置は祭壇に向かって右側が親族、左側が知人というかたちが一般的です。

また供花は祭壇に向かって最上段が上座と考えますので、下段に親族の花を置いたうえで、並びを考慮します。なお同列では、右が上位となります。

弔問客への対応

葬儀の際、喪主は受付対応に回らず、所定の席に座ります。参列者の多くは喪主の席まで「お悔やみの言葉」をかけに訪れるはずですから、「ご多忙のところ恐れ入ります」と対応して下さい。

また焼香の際、一般参列者は親族席に向かって一礼しますので、ひとり一人に目礼を返しましょう。

出棺前の挨拶

葬儀の最後を締める挨拶は、喪主の役割です。3分程度で終わるよう手短にまとめるのが基本ですが、喪主と故人との関係を明確にしながら、故人の人柄について触れ、生前の厚意と参列への感謝を述べます。

「しっかりとした喪主だな」と感じてもらうためにも、文章はきちんと用意しておきましょう。

通夜、葬儀後の会食中は挨拶回りを

通夜、葬儀ともに、最後まで参列してくれた人には食事やお酒を振舞います。その席では挨拶に回るようにして下さい。また上座ではなく、下座に座るようにしましょう。

喪主の心構え

喪主の立場になると「葬儀全体の作業に関わらなければならないのか…」と、プレッシャーを感じる人がいるかもしれません。

しかし規模が大きくなるほど、ひとりでは手が回らないもの。葬儀会社のスタッフが、プロの立場からアドバイスやサポートを与えてくれますし、細かな作業は親族や知人に任せても構いません。

喪主の仕事の中で一番大切なのは「葬儀の間、故人に成り代わり、参列者に対応する」ことなのです。生前に関わりを持ち厚意を寄せてくれたこと、多忙な中で時間を割き参列してくれたことに心から感謝し、真摯に対応することが喪主の役割であり、責任であると心しておきましょう。

喪主の服装

正式または、略式礼服が基本です。

男性の場合

黒のスーツ、モーニングに黒のネクタイ(ただし通夜ではNG)、または紋付羽織袴。髪型は短く、色染はしないこと。

女性の場合

黒無地のワンピースやスーツ(ボタンなどに光沢のないものが望ましい)、または羽二重に染抜きの五つ紋をつけた黒無地の和装。髪型はなるべくシンプルにまとめる。アクセサリーはパールのネックレス(一連)のみにとどめておく。