看取ったあとの葬儀の準備

大切な家族が亡くなったあとは、すみやかに葬儀へと移行したいものです。

「本人は入院しているけど、まだ命があるのだから…」と準備をためらい、御臨終を迎えてから初めて葬儀について考える人も多いようですが、あらかじめ備えておけば、いざという時にあわてなくて済むのも事実。

本ページでは、さまざまな角度から葬儀の準備について考えてみました。

葬儀の事前準備について

医師から死期が近いことを告げられている、また本人が生前準備に積極的だった場合は、葬儀の事前準備がスムーズに進められやすくなります。以下のようなメリットがあるでしょう。

  • 葬儀場を比較検討し、希望や予算に合う式が執り行いやすくなる。
  • 本人に『エンディングノート』などのかたちで葬儀の希望を記してもらえれば、規模や内容が決めやすくなる。
  • 葬儀までの間の遺体安置などの準備もスムーズに行える。

特に葬儀場の選定に関しては、相見積もりを取る、会場を見学するなどの余裕があるため、比較検討もしやすくなるでしょう。

御逝去後に初めて準備を考えるという場合でも、36524時間の相談受付対応を行っている葬儀社はありますが、準備や情報収集は、なるべく早めに行っておくことをおすすめします。

逝去から葬儀までの準備

本人が亡くなられてから、葬儀場が決まっていることを前提に準備の流れを紹介していきますので、内容を確認してください。

  1. 医師の死亡判定と、死亡診断書を受ける。
  2. 故人の唇を水で潤し(末期の水)、遺体を清め、家族が用意した衣類に着替えさせる。また毛髪を整え、必要に応じて死化粧を施す。これらの作業は、家族と看護師の共同で行う。
  3. 遺体はいったん、病院の安置所へ移す。
  4. 遺族や関係者に連絡をする。
  5. 葬儀社に連絡し、遺体を搬送、安置する。
  6. 退院手続きを行い、入院費を清算する。

なお一般的にお通夜の開催は、逝去から23日となっています。もし葬儀社が決まっていない場合は、この期間に準備することとなりますが、遺体の傷みなども気がかりですので、なるべく早めに作業を進めたいところです。